2014.07.20 沖縄と連帯し平和をめざす7・20集会・デモを開催しました


7月20日、名古屋市教育館(講堂)おいて、市民団体や労働組合のみなさんら260人余りが参加し、「集団的自衛権の行使反対・辺野古の新基地建設反対・沖縄と連帯し平和をめざす7.20集会」が開催されました。

集会は、飯島滋明「戦争をさせない1000人委員会あいち」事務局長の主催者あいさつに続き、「沖縄から集団的自衛権の行使容認を問う」と題して伊波洋一氏(元宜野湾市長)の講演をうけました。

集会には約260人が参加

集会には約260人が参加

伊波さんは、アメリカの東アジアにおける最重要課題は中国の武力による台湾解放に備えることであり、今日、辺野古の新基地建設は普天間の代替施設というものではなく、対中戦争に備えた軍港機能を併せ持つ戦略基地となっていること、さらに、現在アメリカが考えている戦争計画は南西諸島や日本本土を戦場とした限定戦争であり、そうした事態に対処する演習がすでに何度も行われており、安倍政権による集団的自衛権の行使もこうしたアメリカの戦争計画の下での要求に応えるものであることをわかりやすく、リアルに話してくださいました。

また、一方でアメリカは尖閣を日本の領土と一度も認めたことはないことに触れ、「本土」では日米安保を盲目的に受け入れ、思考停止状態になっているのではないかという指摘もありました。

講演する伊波洋一氏(元宜野湾市長)

講演する伊波洋一氏(元宜野湾市長)

講演後、1000人委員会あいちのこれまでの活動と今後の行動提起があり、閣議決定に抗議する意味で毎月1日に栄で街頭宣伝を行うこと、9月の学習会(9月24日半田滋氏予定)や10月の集会・デモ(10月13日予定)の取り組みが報告されました。最後に集会アピール(別添)を採択したあと、集会参加者は栄中心街のデモ行進に移り、大津通と久屋大通を行進しました。

集会アピール(PDFファイル)

集会終了後、栄をデモ行進

集会終了後、栄をデモ行進


街宣車を先頭に集団的自衛権行使反対を訴え

街宣車を先頭に集団的自衛権行使反対を訴え


伊波洋一・元宜野湾市長とともにデモ行進

伊波洋一・元宜野湾市長とともにデモ行進